浅草では、老舗の〝人形焼〟や、サツマイモを使った日持ちするスイーツ、〝雷門〟の大提灯をかたどったキーホルダー、おしゃれでかわいい雑貨など、さまざまなお土産が販売されています。
こちらでは、浅草で人気のお土産を厳選し、おすすめ順にランキング形式でご紹介。
あわせて、仲見世通りや新仲見世商店街にある、それぞれのお土産を購入できるお土産屋さんもご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
浅草で人気のお土産ランキング6選(お菓子・スイーツ編)
1位.木村屋本店の「人形焼」
まずは、浅草でもっとも有名なお菓子のお土産。
木村屋本店は、仲見世通りの最奥に位置する、1868年創業の老舗の人形焼店です。
人形焼自体は、小麦粉でつくられたふんわりとしたシンプルな生地に、なめらかなこし餡が入っているものが定番。(※こし餡なしのものも販売されています)
形も面白く、浅草を象徴する〝五重塔〟や〝提灯〟〝雷様〟がかたどられていて、目で見ても楽しめます。
食べ歩きの場合は簡易な紙袋で購入できますが、お土産の場合はイラストが描かれたおしゃれでかわいいケース入りのものを選択することもできます。
なお、焼き立てものを購入した場合は、7日間日持ちします。
特に祝休日は店先に行列のできる、浅草を代表する老舗人形焼店のお土産。
浅草や仲見世通りを観光される方は、ぜひ脚を運んでみてくださいね。
[販売店]木村屋本店
[所在地]東京都台東区浅草2丁目3−1
[営業時間]9:00〜18:00
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2位.浅草満願堂の「うす皮芋きん」
続いては、浅草を代表するサツマイモを使ったスイーツのお土産。
隅田川沿いに街が形成される浅草では、明治時代以降、サツマイモの名産地・川越から大量のサツマイモが水路で運搬されていた歴史があります。
その名残りから、浅草には今(※2023年7月時点)では芋スイーツ店がたくさん存在しています。
そんな芋スイーツの激戦区・浅草で、もっとも有名かつ人気が高いのが、満願堂の『芋きん』です。
満願堂は、1886年に創業された老舗の和菓子店。
『芋きん』は、厳選されたサツマイモを使った金鍔のお菓子で、焼き芋を用いたなめらかな食感の芋餡を楽しむことができます。
なお浅草の満願堂では、24時間しか日持ちのしない『芋きん』と、30日間日持ちする『うす皮芋きん』が販売されています。
お土産としては、日持ちのする『うす皮芋きん』がおすすめです。
『うす皮芋きん』は、皮膜がより薄く、サツマイモのほくほくとした食感を楽しむことができます。
浅草で人気のお菓子のお土産をぜひ現地でチェックしてみてくださいね。
なお、『うす皮芋きん』の価格等の詳細はこちら(↓)をご覧ください。
[販売店]浅草満願堂 本店
[所在地]東京都台東区浅草1丁目21−5
[営業時間]【平日】10:00~18:00/【土日祝】10:00~19:00(※変動あり)
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3位.常盤堂の「雷おこし」
続いては、浅草のシンボル〝雷門〟に由来するお菓子のお土産。
「雷おこし」は、江戸時代の露天商を発祥とする老舗のお菓子メーカー・常盤堂により販売されている、浅草を代表するお土産菓子のひとつです。
上質な米を蒸して餅にしたものを煎り、膨らませ、砂糖などの甘味料で味付けしたお菓子です。
〝家を起こす〟〝名を起こす〟などの言葉にかけた縁起菓子として、古くより親しまれてきました。
お菓子自体は、サクサクとした食感が特徴で、お酒のおつまみとしても最適です。
常盤堂では、ピーナッツを混ぜたものや丸く整形されたものなど、さまざまな「雷おこし」が展開されていますが、もっとも定番人気なのがこちらの『上磯部おこし』。
浅草のお土産としては、〝白砂糖〟〝黒砂糖〟〝抹茶〟〝海苔〟の4つの味の詰め合わせが、とくにおすすめです。
パッケージには風神・雷神のイラストや雷門の文字などが描かれていて、ポップでかわいいです。
口コミでは、
色々な味があり、美味しい。
一口サイズで食べやすい。
出典:amazon
常盤堂の雷おこしは、たまに無性に食べたくなります!
いつもの味が気に入ってます!
出典:amazon
昔ながらの味で、とても美味しくてサクサクしていて、入れ歯の母にも好評でした。
出典:amazon
と、良質な食感や、サイズ感などが好評です。
修学旅行などでも人気の高い、浅草を代表するお土産のひとつ。
価格やバリエーション等の詳細はこちら(↓)をご覧ください。
[販売店]常盤堂雷おこし本舗 雷門本店
[所在地]東京都台東区浅草1丁目3−2
[営業時間]10:00~18:30
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4位.浅草そらつきの「いちご団子」
続いては、浅草で最新人気の、インスタ映えするスイーツのお土産。
浅草そらつきは、仲見世通りから一本外側の道に位置する、いちごを使った和スイーツの専門店です。
2018年にオープンした、浅草では比較的に最新のお店。
そんな浅草そらつきでは、もちもちとしたお団子を餡子やいちごでデコレーションした、見た目に鮮やかな『いちご団子』が展開されています。
餡子は、〝いちご餡〟や〝抹茶餡〟、〝こし餡〟、〝スイートポテト餡〟などが使われていて、インスタ映えしそうなカラフルな見た目が特徴です。
テイクアウトはもちろん、タッパーに入れてくれるので、浅草のお土産としてもおすすめです。
なお価格は、『いちご団子』一本あたり300円で販売されています(※2023年7月時点)。
仲見世通りのすぐ側に店舗があるので、浅草を観光する方はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
[販売店]浅草そらつき 裏仲店
[所在地]東京都台東区浅草1丁目36−4
[営業時間]9:00~18:00
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5位.舟和の「芋ようかん」
続いては、浅草の老舗和菓子店・舟和の『芋ようかん』のお土産。
1902年に創業された舟和は、高級品だった煉ようかんの代わりに、一般の人々も親しめる『芋ようかん』を考案し、それが今でも続く銘品のルーツとされています。
こちらの『芋ようかん』は、浅草の名物・サツマイモを砂糖と食塩のシンプルな素材で作り上げた素朴な羊羹。
香料などが使われていないため、自然な風味を味わうことができます。
浅草のシンボルである〝雷門〟のイラストが包装紙もおしゃれで、浅草を代表するお土産として長く定着しています。
口コミでは、
安心して買える定番商品です!
いつも変わらぬ味であり、甘過ぎず程良く、でしゃばらず…お腹に入る。
それでいて、胃袋に満足感を与える芋羊羹です。
美味しいです!
出典:amazon
さつまいもの本来の味が生かされたようかんでしたので、家族が口々においしいと言ってました。
出典:amazon
と、素材の本来の味や風味が生かされていて美味しいと好評です。
浅草らしいお菓子のお土産を探している方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
価格やバリエーション等の詳細はこちら(↓)をご覧ください。
[販売店]舟和 本店
[所在地]東京都台東区浅草1丁目22−10
[営業時間]10:00~19:00
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6位.浅草シルクプリン
続いては、浅草で人気のスイーツのお土産。
浅草シルクプリンは、2006年にオープンしたプリン専門店。
濃厚な卵と牛乳でつくられた、舌触りのなめらかなプリンが特徴です。
定番の「浅草シルクプリン」や、チーズケーキのようなコクを楽しめる「チーズプリン」、ほんのりと苦味を楽しめる「コーヒープリン」、高級抹茶を使用した「抹茶プリン」など、さまざまなテイストが展開されています。
季節によって限定のテイストも登場するので、四季それぞれで旬の果物などの味を楽しむことができます。
なお店舗は、浅草のシンボル〝雷門〟のすぐ近くに位置しています。
浅草で人気のスイーツのお土産をぜひ現地でチェックしてみてくださいね。
[販売店]浅草シルクプリン
[所在地]東京都台東区浅草1丁目4−11
[営業時間]10:00~21:00
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浅草で人気のお土産ランキング3選(お菓子・スイーツ以外の食べ物編)
1位.浅草花月堂の「ジャンボめろんぱん」
続いては、浅草で有名な〝メロンパン〟のお土産。
『ジャンボめろんぱん』は、東京農業大学で発酵学を専攻し、その後製粉業界で研究職として10年ほど過ごした店主が満を持して開発した逸品。
外はカリッと中はふんわりとしたメロンパンで、テレビ番組などで頻繁に紹介され、全国的に知名度が高いです。
そのおいしさの秘訣は、もちろんさまざまな要因がありますが、なかでも発酵時間が大きく関係しているそう。
浅草花月堂の『ジャンボめろんぱん』は、一般的なパンの約3倍の3時間ほどかけて発酵されます。
浅草でテイクアウトして食べ歩く人も多くいますが、個数によって箱をつけてくれるため、お土産としても最適です。
浅草の名物『ジャンボめろんぱん』をぜひ現地でチェックしてみてくださいね。
[販売店]浅草花月堂 本店
[所在地]東京都台東区浅草2丁目7−13
[営業時間]【平日】11:00~/【休日】10:00〜(※完売まで・変動あり)
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2位.浅草メンチ
続いては、ジューシーな肉とサクサクの衣を楽しめる、浅草で人気の〝メンチ〟のお土産。
飼育の難しさから一時は絶滅の危機に瀕した〝幻の豚〟とも呼ばれるブランド豚「高座豚」と、黒毛和牛をブレンドしてつくられた、絶妙なコク甘さを楽しめるメンチです。
外は生パン粉が使用されていて、サクサクとした食感◎
毎朝ひとつひとつ手作業で揚げられていて、浅草ではお土産としてや、食べ歩きの銘品としても知られています。
肉のキメが細かく、一口噛むとジュワッ…と肉汁が染み出します。
ビールなどのおつまみとしても最適です。
なお店舗は、仲見世通りからすぐの場所に位置しています。
浅草で人気の食べ物のお土産をぜひ現地でチェックしてみてくださいね。
[販売店]浅草メンチ
[所在地]東京都台東区浅草2丁目3−3
[営業時間]10:00~19:00
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3位.合同酒清の「電気ブラン」
続いては、文学作品にもよく登場する、浅草で有名なお酒のお土産。
「電気ブラン」は、明治時代に誕生したブランデーをベースとしたカクテルのこと。
日本で最初のバーとして知られる浅草の〝神谷バー〟の創業者・
商品名に〝電気〟という言葉が冠せられたのは、しびれるほどアルコール度数が高かったからという説や、明治時代には電気がまだもの珍しく、時代の象徴として付けられたという説などがあります。
なお飲み方は、冷蔵庫で冷やしてストレートで飲むことが一般的です。
明治から昭和初期に多くの文人に愛され、太宰治の小説『人間失格』に登場し、近年では『有頂天家族』などアニメ作品にも登場します。
なお「電気ブラン」には、アルコール度数が40%のものと30%のものが展開されています。
口コミでは、
20年間愛飲してます。
最初飲んだ時は「うえっ薬か?」という味でしたが、飲んでいくうちにクセになります。
電気ブランがないと友人との飲み会は盛り上がりません!
出典:amazon
ブランデーの芳醇な香りと電気ブラン独特のハーブの香りが口いっぱいに広がります
ストレートでも飲みやすいし、私はサイダーで割るのが1番好きです
出典:amazon
と、独特のクセになる味わいが好評です。
かつて文化の発祥地でもあった浅草を代表するお酒のお土産。
価格等の詳細はこちら(↓)をご覧ください。
[販売店]神谷バー
[所在地]東京都台東区浅草1丁目1−1
[営業時間]11:00~21:00(※火曜定休)
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浅草で人気のお土産ランキング4選(雑貨編)
1位.江戸押絵羽子板
続いては、浅草で人気の雑貨のお土産。
浅草では、毎年12月中旬に浅草寺の境内で〝羽子板市〟と呼ばれるイベントが開催されます。
浅草らしい江戸の風情を感じられる歌舞伎の絵柄のものや、なかにはアニメキャラクターの押絵が描かれたものなど、色とりどりの羽子板が展示・販売されます。
そもそも羽子板は、新年にそれを使って羽根付きをすることで無病息災の祈願になるとされてきた伝統的な雑貨です。
浅草では、〝羽子板市〟の期間に限らず、通年、仲見世通りや新仲見世商店街などのお土産屋さんで、羽子板や、手のひらサイズのミニ羽子板が販売されています。
浅草で人気の雑貨のお土産をぜひ現地でチェックしてみてくださいね。
2位.染の安坊の「手ぬぐい」
続いても、浅草で歴史のある雑貨のお土産。
染の安坊は、1907年に創業された老舗の手ぬぐい専門店です。
魅力はその染色の美しさで、店内には色とりどりのおしゃれな手ぬぐいがずらりと並んでいます。
デザインは、浅草のお土産としておすすめの〝雷門〟がモチーフにされたものから、定番の和模様、浅草らしい隅田川の風物詩でもある〝花火〟が描かれたものなど、さまざまです。
口コミでは、
染屋さんで作った手ぬぐいは、洗濯落ちもない上に、質感や手触りが良くて、非常に好評です。
出典:amazon
タオルの染めといい、大きさといい流石
少し値段が高くても値段以上に思う。
出典:amazon
と、その耐久性や質感などが絶賛されています。
実用的ですし、浅草で食べ物以外の雑貨のお土産を探している方はぜひ現地でチェックしてみてくださいね。
[販売店]染の安坊 浅草本店
[所在地]東京都台東区浅草1丁目21−12
[営業時間]10:30~19:00
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3位.提灯雷門キーホルダー
続いては、浅草を象徴する雷門の大提灯をかたどったキーホルダーのお土産。
仲見世通りや新仲見世商店街にあるお土産物屋さんでは、手のひらサイズの小さなものから大きなものまでさまざまな提灯のキーホルダーが販売されています。
浅草きってのインスタスポットでもある雷門の大提灯は、松下電器(現:パナソニック)の創業者・松下幸之助氏が、浅草寺で祈願したあとに体調が回復したことから、感謝の意を込めて建設されたとされています。
そのため、提灯の下部には「松下電器」の文字が刻まれています。
浅草の大提灯をかたどった、定番のキーホルダーのお土産をぜひ現地のお土産屋さんでチェックしてみてくださいね。
4位.浅草おじまの「江戸切子」
最後は、江戸切子で作られたグラスのお土産。
浅草おじまは、1960年創業の老舗の江戸切子販売店です。
江戸切子は、江戸時代に海外から持ち込まれたガラスに、ガラス職人の
江戸切子の職人になるには10年かかるといわれていて、浅草おじまでは、現在(※2023年7月時点)は3代目の切子師により運営されています。
なお、浅草おじまではグラスを購入するだけでなく、製作体験をすることもできます。
浅草で人気の、歴史ある雑貨のお土産。
ぜひ店舗に脚を運んでみてくださいね。
[販売店]浅草おじま
[所在地]東京都台東区浅草4丁目49−7
[営業時間]9:00~17:00
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以上、浅草で人気のお土産を厳選し、ランキング形式でご紹介しました。
インスタ映えするお菓子や、最新人気のスイーツ、羽子板や手ぬぐいなどの雑貨、〝雷門〟に関連したお菓子など、常温や要冷で持ち運ぶことができるお土産がいくつも展開されています。
雷門や仲見世通り、夏の風物詩〝隅田川の花火大会〟などで全国的に知られる、東京を代表する観光スポット・浅草。
古き良き江戸の雰囲気を楽しめる人気のお土産を浅草で選んでみてくださいね。