東京・銀座には、長年愛され続ける老舗の焼き菓子や、毎日8,000個が売り切れる〝伝説のもなか〟、日持ちするおせんべいなど、お土産やおもたせに最適なさまざまなお菓子が販売されています。
こちらでは、銀座を代表するお土産・おもたせをランキング形式でご紹介。
1,000円程度で購入できるものもあるので、参考にしてみてくださいね。
目次
銀座で人気のお土産ランキング7選(洋菓子編)
1位.銀座ウエストの「ドライケーキの詰め合わせ」
まずは、銀座でもっとも有名な老舗の洋菓子店「銀座ウエスト」の焼き菓子のお土産。
とくに前世紀は多くの文化人が訪れていた、コーヒーやお菓子を提供する銀座を代表する喫茶店でもあります。
長年変わることのないクラシカルなスタイルで、焼き菓子などの手土産もとても人気があります。
とくに銀座近郊で生まれ育った人たちにはとても馴染みの深い洋菓子店です。
銀座のお土産として銀座ウエストの焼き菓子を渡されると、生粋の東京人ならとくに「あ、分かってるな」と感じる人は少なくないでしょう。
アソートが人気ですが、なかでもリーフパイは銀座ウエストを代表する焼き菓子のひとつ。
フレッシュバターと小麦粉生地を256層に折りたたみ、職人の手作業により木の葉のかたちに成形されています。
上品な甘さや食感で、ひとくち食べるととても幸せな気分になれます。
口コミでは、
口の中で芳醇なバターと粗目のお砂糖が凄くマッチして、とても美味しいです。
リーフパイ購入者(出典:amazon)
昔から変わらない味
40年もたべています。
詰め合わせ購入者(出典:amazon)
とっても気に入ってます。
美味しくて満足度も満点です。
詰め合わせ購入者(出典:amazon)
と、絶賛されています。
銀座を代表する洋菓子のお土産。
価格やバリエーションの詳細はこちら(↓)からチェックしてみてくださいね。
[店舗名]銀座ウエスト 銀座本店
[所在地]東京都中央区銀座7丁目3-6
[営業時間]【平日】9:00〜22:00/【土日】11:00〜20:00
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2位.資生堂パーラーの「サブレ」(※1000円ほど)
続いては、銀座に本店を構える「資生堂パーラー」のサブレのお土産。
資生堂パーラーの歴史は100年以上ととても古く、ドラッグストア内でソーダ水やアイスクリームを販売していた「資生堂ソーダファウンテン」がその発祥とされています。
銀座本店には、戦後は上流階級の人たちの社交場としての役割も果たしてきました。
現在販売されている洋菓子の手土産は、まず、レトロなデザインと現代的なロゴを組み合わせた、鮮やかなパッケージが目を惹きます。
ラングドシャやショコラヴィオンなど、いくつもの焼き菓子が展開されていますが、なかでもおすすめなのはこちらのサブレ。
ココナッツが香る〝ノワドココ〟と、上品なチョコレート風味の〝カカオ〟の2種類のテイストが展開されています。
まず、固すぎずホロホロすぎない上質な歯応えが絶妙で、ひとくち目でそれぞれの上品な風味が鼻腔をスーッと駆け抜けていきます。
口コミでは、
クッキー自体の見た目はとてもシンプルで地味ですが、美味しくて何度も購入しています。
出典:amazon
両方とも美味しいですが、特にノワドココのココナッツの甘い香りが気に入りました。
食感がよく、口の中でしっとりと溶けていくところが好きです。
出典:amazon
ちょっとした手土産にちょうどいいです。
サクサクした歯応えでお茶請けにもピッタリ。
手頃なお値段も魅力的。
出典:amazon
と、食感や味はもちろん、22枚入りなら1000円ほどの良心的な価格が好評です。
なお製造日より90日と日持ちするため、銀座の手土産やおもたせとしてとても最適です。
アソートも展開されているので、こちら(↓)からチェックしてみてくださいね。
[店舗名]資生堂パーラー 銀座本店
[所在地]東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル1F
[営業時間]【ショップ】11:00~20:30
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3位.マーロウの「ビーカープリン」
続いては、銀座最大級の商業施設『GINZA SIX』でおそらくもっとも有名なプリンのお土産。
1984年創業の老舗のプリン店で、もとはレストランで提供されていたデザートのプリンが発祥とされています。
特徴は、メモリ付きの耐熱ビーカーに容れられている点です。
プリンなどの洋菓子は、料理とは違い、精密な容量の計測をしなければ均一な味や食感を保つのが難しく、そうしたことからも着想を得てメモリ付きのビーカーで販売され始めたと推測されます。
複数のフレーバーが展開されていて、素朴な原料で仕上げられた濃厚でなめらかな口当たりがどれもとても美味しいです。
なお、ブランド名の「マーロウ」とは、アメリカの小説家であるレイモンド・チャンドラーが描く探偵小説の主人公〝フィリップ・マーロウ〟からとられています。
代表作である『ロンググッドバイ』などの小説は村上春樹により日本語訳されていることでも知られていて、ビーカーに描かれている男性は〝フィリップ・マーロウ〟がモチーフにされています。
そうしたことからも、ハルキスト(※村上春樹小説の愛読者)からも熱烈に愛されているプリンでもあります。
遊び心のある銀座で人気のプリンのお土産。
フレーバーや価格等の詳細はこちら(↓)をチェックしてみてくださいね。
[店舗名]マーロウ GINZA SIX店
[所在地] 東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX B2
[営業時間]10:30~20:30
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4位.ラデュレの「マカロン」
続いては、マカロンのお土産。
言わずと知れたフランスの有名洋菓子ブランド・ラデュレは、今では一般名詞となっている〝マカロン〟を世界で初めて作ったことでも知られています。
ラデュレ自体は1862年にフランスで生まれたベーカリーを発祥とし、その歴史はとても古いですが、日本には2008年に上陸し東京・銀座三越に1号店(ラデュレ銀座店)がオープンしました。
ラデュレ銀座店では、ラデュレの世界観で彩られたサロン(カフェスペース)もあり、日本では「ラデュレといえば銀座」というイメージを持つ人は少なくありません。
ひとくち噛むとジューシーな甘味が広がるラデュレのマカロンは、その味や食感だけでなく、高級感のある貼り箱や色とりどりの見た目が印象的で、とくに女性向けの手土産としてとても喜ばれます。
20世紀に西洋文化の入り口として地位を確立した銀座らしい、フランスを代表するマカロンのお土産。
ぜひ銀座店でチェックしてみてくださいね。
[店舗名]ラデュレ 銀座店
[所在地] 東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越 2F
[営業時間]【ブティック】10:00〜20:00
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5位.パティスリーカメリア銀座の「銀座ロール」
続いては、2018年に銀座にオープンしたパティスリーの人気のロールケーキ。
パティスリーカメリア銀座は、有名パティスリー〝ピエール・エルメ〟を経てシェフパティシエに就任した遠藤泰介氏が手がける洋菓子店で、なかでもこちらの「銀座ロール」はとくに人気があります。
奇をてらわないシンプルなロールケーキですが、惜しみなくクリームが挟まれていて、その断面にはインパクトがあります。
しっとりとしたシフォン生地となめらかなクリームの相性が絶妙で、銀座の手土産としてとても喜ばれるはず。
銀座の新定番のロールケーキのお土産。
もちろん要冷ですから、すぐに渡せる場合にぜひ検討してみてください。
[店舗名]パティスリーカメリア銀座
[所在地] 東京都中央区銀座7丁目5-12 ニューギンザビル8号館1階
[営業時間]【平日】12:00~21:00/【土・祝】12:00〜19:00/【日】12:00〜18:00
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6位.和光の「銀座COOKIE」
続いては、銀座の象徴として知られる〝時計塔〟に関連した焼き菓子のお土産。
和光は、時計で知られるセイコーグループが運営する銀座を代表する商業施設で、オリジナルの生ケーキや焼き菓子も展開されています。
なかでも銀座のお土産としておすすめなのが、時計塔が描かれた缶に入った、こちらのクッキーの詰め合わせ。
サクサクとした食感の上品なクッキーで、1缶あたり32枚入りです。
約30日と日持ちもしますし、個包装になっているのでバラマキ用のお土産やおもたせとしても最適◎
クッキーの他にも、和光ブランドの和洋菓子はその品質の高さから、多くのコアなファンから長年愛され続けています。
和光の店舗でぜひチェックしてみてくださいね。
[店舗名]銀座・和光アネックス ティーサロン
[所在地]東京都中央区銀座4丁目4-8 銀座四丁目ビル8
[営業時間]10:30〜19:30
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7位.ピエールマルコリーニの「アソート(チョコレート)」
こちらは、ベルギー王室御用達の高級チョコレートのお土産。
ベルギー生まれのピエールマルコリーニは、2001年に日本の銀座に1号店をオープンし、本場の高級チョコレートとして20年以上に渡って愛され続けてきたブランドです。
マダガスカル産のカカオを使用したビターガナッシュや、フランボワーズで香り付されたハート型のガナッシュなど、見た目にも美しいチョコレートのアソートがいくつも展開されています。
銀座にゆかりのあるチョコレートのお土産を探している方は、こちらを選んでまず間違いはないでしょう。
口コミでは、
美味
必ず喜ばれます
出典:amazon
お世話になっている方にプレゼント用に購入。
感想を聞いてみるとシンプルな横長の小箱に入っていて甘過ぎず、高級感のあふれる味とのこと!ぜひ他の人にもプレゼントしたいとのことでした。
出典:amazon(※誤字調整)
と、プレゼントとして最適という声が多く寄せられています。
チョコレートは1粒あたり約400円と高価ですが、手土産としてはとても喜ばれます。
価格やバリエーションの詳細はこちら(↓)からチェックしてみてくださいね。
[店舗名]ピエールマルコリーニ 銀座本店
[所在地]東京都中央区銀座5丁目5-8
[営業時間]【平日・土】11:00~20:00/【日・祝】11:00~19:00
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銀座で人気のお土産ランキング5選(和菓子編)
1位.空也の「もなか」
こちらは、銀座でしか購入できない和菓子のお土産。
「予約なしで購入することはほぼ不可能」とされる銀座で最も人気のある和菓子で、1日約8,000個が製造されるにも関わらず、毎日早々に完売します。
空也は1884年に創業されたとても老舗の和菓子(もなか)店で、こちらのもなかは、夏目漱石の代表作である『吾輩は猫である』にも登場することで全国的に知られています。
明治から昭和にかけて、多くの文人に愛された、歴史の深いもなかでもあります。
平安時代の僧侶・空也上人がはじめたとされる瓢箪を叩きながら踊る〝踊り念仏〟に由来していて、店名の「空也」や瓢箪の形をしたもなかはそこからとられています。
もなか自体はとてもシンプルで、「焦がし種」とよばれる香ばしい皮に、北海道産の小豆と砂糖で作られた小豆餡が挟まれています。
サクサクとした皮の香ばしさと、小豆餡のほんのりとした甘さの相性がとても良い、上品な和菓子です。
知っている人が銀座のお土産としてこの空也のもなかを渡されると、驚かれ、何よりわざわざ予約して購入してくれたことをとても嬉しく思うはず。
なお、日持ちは7日間です。
とても深い歴史のある、銀座を代表する和菓子のお土産をぜひ店頭でチェックしてくださいね。
[店舗名]空也
[所在地]東京都中央区銀座6丁目7-19
[営業時間]【平日】10:00~17:00/【土】10:00~16:00
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2位.萬年堂の「御目出糖」
続いては、
高麗餅とは、小豆や米粉、餅粉などで作られた、朝鮮半島から伝わったとされる蒸し菓子のこと。
見た目が赤飯に似ていることから銀座・萬年堂では「
独特の風味ともちもちとした食感を特長とする王道の高麗餅で、小豆餡に餅粉や米粉をブレンドし、そぼろ状にして蒸し上げられています。
その名のとおり、とくにお祝い事の際のお土産として銀座では定着しています。
高麗餅は、一般的な和菓子と比べると知名度が低く、とくに30代以下の若い年代であれば生まれてから一度も食べたことのない人も多いはず。
銀座の変わり種のお土産としてもおすすめです。
なお、製造から5日とあまり日持ちしないので、その点だけ注意してくださいね。
[店舗名]萬年堂 本店
[所在地]東京都中央区銀座7-13-21
[営業時間]11:00〜18:00
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3位.あめやえいたろうの「スイートリップ」
続いては、創業より200年以上の歴史を誇る老舗の飴店・
まるでリップグロスのようなかわいい見た目が印象的で、とくに女性への銀座のお土産としておすすめです。
ポップなパッケージデザインですが、中身は金平糖をベースにした、どちらかといえば和菓子に近い
砂糖と水飴を煮詰めた飴色の「金平糖」や、青森県産のりんご果汁を使用した「りんご」など、見た目に華やかなさまざまなテイストが展開されています。
老舗の和菓子店にしては珍しいスタイリッシュなお土産ですが、中のみつあめ自体は歴史を感じさせる上品なものです。
銀座らしい和洋折衷のお菓子のお土産。
価格やフレーバーの詳細はこちら(↓)をチェックしてみてくださいね。
[店舗名]あめやえいたろう 銀座三越店
[所在地]東京都中央区銀座4丁目6-16 銀座三越店
[営業時間]10:00〜20:00
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4位.松崎煎餅の「大江戸松﨑 暦」(※1000円ほど)
続いては、銀座でもっとも有名なおせんべいのお土産。
1804年に創業された松崎煎餅は、銀座随一の老舗のおせんべい屋として知られています。
なかでも代表的なのは、程よい硬さが癖になる瓦煎餅で、表面に四季折々のイラストが砂糖蜜で描かれているのが特徴です。
品のある見た目と卵を使用したやわからな甘さが魅力で、老若男女問わずとても人気があります。
なお、上画像の『大江戸松﨑 暦』はそんな瓦煎餅の8枚入りで、1000円強で購入することができます。
ちょっとしたお印としてのお土産やおもたせとしてもおすすめです。
銀座を代表するおせんべいのお土産をぜひチェックしてみてくださいね。
5位.銀座かずやの「かずやの煉 抹茶」
こちらはは、そのツルン…としたいかにも美味しそうな見た目から、SNSや多くのメディアでよく取り上げられる、練り菓子のお土産。
完成まで約2年の歳月をかけ、胡麻豆腐をヒントに開発されたというこの『かずやの煉 抹茶』は、なによりもその食感と舌触りに特徴があります。
厳選された高級八女抹茶とわらび粉を使った新感覚の練り菓子で、本店は神奈川県に位置していますが、銀座では銀座三越の「菓遊庵」で購入できます。
とくにわらび餅などの水菓子が好きな方への銀座のお土産として最適です◎
日持ちは冷蔵で3日と短いので、お土産として渡す際はその点注意してくださいね。
[店舗名]菓遊庵
[所在地]東京都中央区銀座4丁目6−16
[営業時間]10:30〜20:00
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以上、銀座で人気のお土産・おもたせを厳選し、ランキング形式でご紹介しました。
予約必須の〝幻のもなか〟や、日持ちする焼き菓子、村上春樹や夏目漱石などの文豪にゆかりのあるお菓子など、さまざまなお土産が展開されています。
日本でもっとも地価が高いともされる銀座ですが、なかには1000円ほどで購入できる人気のお土産もあります。
かつては西洋文化の発祥地でもあり、今なお文化の香りが色濃く残る銀座のお土産をぜひチェックしてみてくださいね。